2023年10月21日「モバイル英語学習」第801号(英語学習法): 2023年度英語成績優秀者の声(2)

令和5年度島根大学外国語成績優秀者表彰式で、英語部門での数名の成績優秀者が表彰されました。彼らに英語勉強法を聞いてみました! 今日は教育学部 H・Iさんの感想を皆さんに送ります。参考にしてみてください。
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私はもともと英語の勉強をすることが好きでした。英語の学習をするときには、単語を覚えることはもちろん、リスニング問題やリーディング問題を解いた後に分からなかった単語を調べて書き込んだり、解答・丸付けをした後にもう一度リスニング問題を聞いてみたりするなど、わからないところを無くしていくという形で勉強をしていました。たくさん音源を聞いたり、読み物に触れたりすることで、徐々に聞こえたり読めるようになったりすることに達成感を感じて、英語の勉強が好きになっていったと感じています。役に立ったこととしては、留学に行ったときに英語が分かるということは海外の人とコミュニケーションを取ることができるということだと実感できたことが挙げられると思います。私は1回生の春休みに1か月の短期研修でアメリカに行きました。その時に、話す力はまだまだだと感じましたが、これまで学習して身につけたリスニング力等を活かしてコミュニケーションを取ることができたと思います。日本にいた時には、リスニングやリーディング、ライティングの勉強に時間を割くことが多く、スピーキングの練習をすることはほとんどありませんでした。一か月留学に行ったことによって、これまでしてきた勉強が役に立ったということを実感できただけではなく、これからはスピーキング力をつけるための学習をしていかなければならないと感じることができました。一か月という短い期間ではありましたが、留学したことで自分に足りないものを見つけることができたし、日本にいるだけでは学ぶことができない貴重な経験をすることができました。

だから、英語を積極的に勉強し、留学できたことは、自分のことについてよく考えるきっかけにもなり、役に立ったと感じています。
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2023年10月14日「モバイル英語学習」第800号(英語学習法): 2023年度英語成績優秀者の声(1)

令和5年度島根大学外国語成績優秀者表彰式で、英語部門での数名の成績優秀者が表彰されました。彼らに英語勉強法を聞いてみました! 今日は出雲キャンパス Y・Tさんの感想を皆さんに送ります。参考にしてみてください。

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英語に限らず、語学の学習法は人によって向き不向きが分かれます。私のアドバイスが最善とは限りません。あくまでも参考にとどめ、皆さんに合う勉強法を見つけてください。私が思う英語学習で重要なことはインプットとアウトプットのどちらもしっかりと行うことです。

【インプットについて】
単語については、私は単語帳を使うことに反対です。理由は、単語で覚えたとしても文章の中や、スピーキングにおいて生きて使うことができません。ぜひ、新聞や本などを読んで実際の文章の中でどのように使われているかを意識して単語を覚えてみてはいかがでしょうか。また、定型文をたくさんインプットすることも重要です。例えばレストランで「ハンバーガーにする」と言うときに”I’ll go with a hamburger”と覚えておきます。これを一般化して”I’ll go with 〜”で覚えると、何を選ぶときでも使えますよね。このように、日々使いそうなフレーズを一般化して頭に入れておくと便利だと思います。

【アウトプットについて】
インプットよりもアウトプットの方がはるかに重要です。インプットとアウトプットは極力同じタイミングで行いましょう。例えば、本を読むとき。必ず音読するようにしてください。これだけでもアウトプットになります。時折、発音は綺麗じゃなくても問題ないと聞きます。これは個人的には半分正しく、半分間違いだと思います。というのも、押さえるべきイントネーションや発音は存在していて、それを蔑ろにすると相手に伝わりにくいです。例えば、バニラを意味する”vanilla”。これは、外来語ですが、日本語読みでは平坦に読むでしょう(強調する部分がない)。しかし、英語では”vaNIL la”と下線部を強調します。こうしたイントネーションを押さえないと、通じません。と、ここまで書いてきましたが一番大切なことは自信を持つことです。オドオドしながら話していると通じるものも通じません。自信を持って、自分が正しいぐらいの姿勢の方が通じるのではないかと私の経験上感じます。

楽しく、勉強頑張っていきましょう!
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